櫻井理想<Yuto Sakurai>

出身高校:渋谷教育学園幕張高校

通称:どりーむ

誕生日:1994年

プレースタイル : 知識の海で溺れてしまう

 

 

"Yの意志"

硬式テニス部における下位成績者に代々受け継がれるこの一文字こそが、入学時点から彼の留年を暗示していたのかもしれない。

???「サクライユウト…今じゃそう呼ぶのかい?ヒヒヒ」

彼らの本当の名は、

 

 

「いいや…全部通す!!!その為の"2回"だったんだ!!!」

"グレード・セカンド!!!" SAKURI=Y=UTO

 

「たかが人間1人の単位…取れねぇ方おれには不条理だ!!」

"留年回数ロロノア=ゼロ!!" NAKATSUKA=Y=UTA

 

「おれ…進級できるかな…」

「うるせェ!!!逝こう!!!!」ドン!!

"バカにつける薬はないのだから!!" MASASHI=Y=OSHIDA

 

「来年また受けたら‼︎もう一度単位をくれますか‼︎⁉︎」

"まさかの生化留年にみんなビビった!?" MATSUONAO=Y=UKI

 

「受からせたくねェから "留年"だろうが!!!」

"素行不良者は進級スナ!!" MORI=Y=UKI

 

「ほらな 折れねェ…!!」

"ゴムナシの実の能力者!!" SUZUKI=KENTA

 

この大留年時代に蠢く数多の留年生の中で、彼らこそが、あるいは…

 

 

松尾 直門<Naoyuki Matsuo>

出身高校:春日部高校

通称:まつを

誕生日:1994年

プレースタイル:ドンマイ留年、そして伝説へ・・・

 

 

2017年3月23日、世界に衝撃が走った。誰も進級を疑わなかった彼が留年したのだ。落ちた科目は生化学。難関の多い二年次の科目の中では、難易度の低い科目である。一番驚いていたのは何を隠そう本人である。

 

「なんか留年したんですけど」。進級発表当日、予想外の留年の事実を突如突きつけられた彼がその後すぐ出くわした筆者に一言、その一言だけを放ち、通りへと姿を消したのであった。

 

「なんか留年したんですけど」

 

 

 

高山 晃平<Kohei Takayama>

出身高校:昭和学院秀英高校

通称:右下肺野に浸潤影

誕生日:1996年

プレースタイル:湿性ラ音

 

 

秋頃に肺炎にかかったかと思えば、治療薬により肝炎になり、冬にはスノボで靭帯を損傷するという、ケガとの親密さにおいて錦織選手に迫る勢いのゴールデンルーキー。

 

河童のような見た目で強烈に攻めてくるテニスはもはやガメラ。これは余談だが、ダイビングなどで海ガメに不用意に近づくと凄まじい威力の蹴りをくらい、裂傷を負わされることがあるらしい。 

 

山田 功太<Kota Yamada>

出身高校:駒場東邦

通称:でんじろう、DEN-G

誕生日:1997年

プレースタイル:ミスター・フルスイング

 

      

休日は専ら、一緒に暮らす歳の離れた弟と遊んであげるか、下半身の弟と遊ぶかのどちらかだというキング・オブ・エジブト。


入学時から現在に至るまで、同じ髪型に拘っている。その髪型とは、もみあげを長く保ち、全体を静電気でフワつかせるというもので、ツーブロックやネープレスなどに続き"エレクトリカルパレード"と称され静かなブームを巻き起こしている。



そんなでんじろうは常に勉学に真面目に取り組み、1年次の総合成績は上位10位以内となった。従って、試験はほとんど本試験で合格し、なおかつ点数も良いことは明らかであるが、試験前にツイッター上で散々「落ちるかもしれない」という旨のツイートを繰り返しており周囲から反感を買う結果となった。挙げ句の果てに「本試験まであと○○時間」という謎のカウントダウンツイートも恒例化し、ジャックバウアーの異名を授けられた。散々批判されたジャックバウじろう先生だったが、最終的には「ビビりだから仕方がない」と大胆に開きなおる手法をとり、見事大統領暗殺を阻止したのであった…。


そんなバウじろうは目下、童貞という砂漠の中を彷徨う、さながら一頭のラクダのようである。2つのコブをキンタマ、首から顔を竿に見立てれば、ラクダはチンコに、見えないこともない。


あの日入部したキング・オブ・エジプトの童貞ロードの道程を、僕たちはまだ知らない…




小幡 篤志<Atsushi Obata>

出身高校:新潟高校

通称:ハゲトルヤナイカーイ3世

誕生日:1995年

プレースタイル:スキー部との兼部により実現したアルティメットテニス

 

 

新潟出身であり、幼少期から雪山・スキーと親しみ、高校でテニスをかじった彼は、20年間を過ごした新潟を去り、ついに東京に進出した。初めての都会暮らしにワクワクドキドキかと思われた小幡だったが、入学時の部活希望の第一候補になんとスキー部を記入した。そんなに雪山が好きなら新潟に帰れ!誰もがそう思った矢先、なんと彼は硬式テニス部に電撃入部したのだ(スキー部との兼部)。

 

「最初に会ったときはもう、無理だと思いましたね(笑)」

こう語ってくれたのは長年勧誘を続けるI氏。

 

インターハイでの主審経験を生かし、華麗なフォームと類まれなる動体視力でメキメキと実力を伸ばしたが、頭の反射神経だけが悪く試験を落としまくってしまった。結果的にギリギリ進級することが出来たのは、最低週一回は欠かさない最愛の姉とのテレビ通話のおかげ、だと言う。

山崎 遼<Ryo Yamazaki>

出身高校:東邦大

通称:ザキ、ザキヤマ、痴呆、白痴

誕生日:1996年

プレースタイル:ミスった時「最悪!」と言う様がとても馬鹿っぽい

 

 

ショットは大人、頭脳は子供!その名も、白痴ザキヤマ!でお馴染みの名探偵。話せば話すほど、噛めば噛むほどお馬鹿汁が染み出てくる憎めないスタイルで、入学早々に同学年の彼女が出来た

 

入学時、実家が遠いため一人暮らしを考えていたが、年の離れた弟と妹に会えなくなるため実家から通おうとした。愛情にあふれるとてもいい人材が入部したと周囲が感じたのもつかの間、結局性欲に負けて一人暮らしを始めたのであった。二年次からは実家通いをするため一人暮らしの家は引き払ったが、現在その部屋は”ザキヤマ・クラーケンハウス”として、国の重要文化財となっている。また、性欲に負けて一年間離れた実家に戻った際には、ザキヤマのことをすっかり忘れてしまった妹と弟が彼を見るや否や激しく吠え出し、一晩中その声がやむことはなかったという・・・。

 

 

鶴谷 美紅<Miku Tsuruya>

出身高校:

通称:ミク

誕生日:1996年

プレースタイル:小柄からの安定感テニス


硬式テニス部の小柄担当ことMIKU=TSURUYA。初めての初対面だと大人しいと思いきや、逆鱗に触れると目をまん丸にして反論してくる。小さくて小柄ながら、なににでも全力で取り組むその姿勢に惚れた男がいるらしい。

そんなミクも2019年東日本医学生体育大会硬式テニス競技の主幹長の座が内定しており、いま日本中から今までの歴史で歴代1小柄な主幹長として注目が集まっている。例年各大学が突拍子も無い議題を提出したり、倫理観のない応援をする中、鶴の一声で東医体を成功へと導くことができるのか、そしてそれを影で支えるあの男の名前とは?!アベンジャーズインフィニティーウォーは全国劇場にて絶賛公開中!!



田畑 千琴<Chikoto Tabata>

出身高校:

通称:ちこと、ちこってぃー、ひるね姫

誕生日:1994年

プレースタイル:起きたら試合が終わっていた


1日の大半を寝て過ごすという硬式テニス部のひるね姫。実は、2017年にはアニメ映画化もされた有名人だったりする(CV. 高畑充希)。若々しくみえるが、実は2浪の壁を打ち破った実力の持ち主で、硬式テニス部においては LEGEND-NUCLEAR-KUMIKO に続き歴代二人目の3浪女子である。二日間に渡るセンター試験を起き続けることができず、止むを得ず私立にやってきたようで、今から国家試験が危ぶまれる。会話の感じもカピバラ様で、あまり質問しすぎると寝る。休みの日は、基本的にお出かけするらしい。



上杉莉璃<Riri Uesugi>

出身高校:桜蔭高校

通称:リリ

誕生日:1998年

プレースタイル:脈々と受け継がれる魂テニス


初心者という名義で入部したりりだったが、当初から何かがおかしかった。ボールに体重が乗っているのである。状況を重く受け止めた当時の幹部は、りりの戸籍に不正アクセスをし、驚愕の事実を知ることになった。

「上杉家はテニス一家で、昔からよくテニスをしていた」

経歴詐称が発覚したりりは自宅謹慎となり、メディア露出も激減した。そんな時にでも決して彼女を見捨てず、手を差し伸べた男がいるらしい。

何はともあれメッキメキにテニスの腕が上達したリリは元気に日々を送っている。一度犯した罪は決して消えないが、それを省みることで未来は変えられるというメッセージを、彼女は僕たちに伝え続けているのかもしれない。



貝塚香穂<Kaho Kaizuka>

出身高校:光塩女子

通称:かほ。高円寺のギャングスター

誕生日:1996年

プレースタイル : 元気があればなんでもできる

 

光塩高校は高円寺にあり!(©️明智光秀)

という激烈なギャグと共に輝かしい日医デビューをキメたコウエン・The・ギャングスター。硬式テニス部きっての陽キャであり、部全体の87%を占める陰キャの面々からツイッターで叩かれている。お酒をたくさん飲んでくれるかと思いきやそこまで飲んでくれない感じが愛くるしく、一部マニアの間でかほの飲み残しが高値で取引されている。おまえは日本酒をジョッキで飲めよ馬鹿野郎!!



森泉希代佳<Kiyoka Moriizumi>

出身高校:女子学院

通称:キヨカ、イズミ、メガネロス

誕生日:1997

プレースタイル:試合の途中で「このメガネ、実は度があってなかったんだぜ…」と言って外したら、メガネ自体も100kgの重さがあったし、髪も金髪になったし


入学時、既に4個上にメガネキャラがいたのにも関わらず、メガネキャラを譲らない姿勢をみせた問題児(同級生の千琴はすぐにメガネを外した)。しかしキヨカの復讐はまだ終わっていなかった。一年ほどメガネを着用し、メガネキャラも世代交代だと周囲も納得し、川久保さんのメガネキャラを完全に奪い去ることに成功した彼女は、次の日からメガネをしてこなくなったのである!大きなショックをうけた川久保は、すっかりメガネに恐怖を抱く様になり、ついに卒業式でもメガネを着用することはなかった…。それをあざ笑うかの様に、時たま気まぐれにメガネを着用して来る彼女をみて、キヨカに目をつけられるとこの部活ではやっていけなくなる、部員全員が恐れる存在となったのである。